パソコンハードディスクデータを復旧する方法

データ復旧の道程4・・・自己判断は大怪我のもと

Advanced Hard Drive Data Recovery Part 4(高度なハードドライブデータ回復)




自作パソコンを組み立てる趣味を持つ人は年々多くなっています。マザーボードに他の部品を組み込むだけですからプラモデルが造れる程度であれば誰でも自作できます。それは別段あなたが天才的な能力を持っているからではありません。それを誤解しないで下さい。起動しないOSを様々な方法でトライして起動させる方策を練ることと、実際にハードディスクをバラすことはまったく次元の異なることです。私たち素人がハードディスクをバラしてデータを復旧させることなど不可能であると知りましょう。ハードディスクはそこいらにある家電製品とは違います。精密機器です。一度分解してしまうと中にホコリやカビの胞子が侵入してしまいます。その後で業者に手渡してもデータ自体が死んでいることが良くあるのです。けして素人判断をしてハードディスクの分解などしてはいけません。但しハードディスクやメモリなどに物理的損傷がなく、ゴミ箱に間違ってデータを捨ててしまったりドライブをフォーマットしてしまった場合などは、特定の復旧ソフトを用いて自己復旧させることは問題ありません。そして絶対ではありませんがかなりの確立で復旧は可能です。また復旧ソフトはかなり高額で販売されているようですがフリーのソフトで良いものも出ていますからネット検索などで調べてみて下さい。


データ復旧の道程3・・・業者の選定ポイント

Advanced Hard Drive Data Recovery Part 3(高度なハードドライブデータ回復)





最初に業者依頼する前に深呼吸をしましょう。落ち着いて冷静になることが大切です。まずあなたの失ったデータは公共性の高い重要データですか?例えばあなたが教師で教え子の成績データが障害を受けたのか、それとも趣味で集めていた洋楽MP3が消えたのか、はたまた会社の重要機密事項が消えうせてしまったのか・・・などなど。MP3が消えた程度ではそれほど影響はありませんが、それ以外を例にした場合などは一大事です。また企業や個人事務所のデータなどが消失した場合なども最優先で復活させなければなりません。業者の選定もそれに合わせる必要があるのです。アイミツを取って料金が嵩んだとしても致し方ない選択となります。つまり業者の選定は消失しデータと比例して選べば良いのです。重要案件の場合などはやはり大手に頼んだ方がセキュリティーの面でも安心でしょう。その反対に個人の集めた音楽や動画などの場合には個人業者でも問題ないはずです。では実際に業者選定のポイントとはなんでしょうか? それは@修復技術 A修復施設 B過去の実績 Cセキュリティーの維持 Dプライバシーの保護など、最低限のことを調べて比較検証することが大切になります。まず落ち着いてと申し上げたのは慌てて業者選定で苦い思いをしないためなのです。ネットで比較して電話でとことん納得するまで話を聞くべきです。それから初めて自宅に来て貰いパソコンを見て貰いましょう。